スペシャリストインタビュー 感染管理専従看護師

最善の医療を目指して日々奮闘する千葉西総合病院のエキスパートたち。
高い志を胸に成長する後輩、それを支える先輩、そんな彼らの“医のこころ” をお伝えします。

目には見えないウイルスや細菌の脅威から病院に関わる全ての人を守りたい

2人の担当は?

原:私たち感染管理専従看護師は院内の感染管理を包括的に担当しています。ウイルス・細菌などの発生源や、その動向を日々モニタリングし、データとして集約しながら必要な対策を行っています。

後藤:ウイルスや細菌は人やものを媒介として移動するので、COVID-19やインフルエンザなどの流行性感染症だけでなく、手術をはじめとする医療行為や器具の感染に関するあらゆるデータを集めています。集めたデータを解析して問題があれば、感染の原因となった病原微生物の感染経路の遮断はもちろん、場合によっては医療行為や手技の見直しも含めた提案を行うこともあります。

お互いの仕事ぶりについて

後藤:目には見えないものを相手にしている感染管理という仕事は、これをしておけば大丈夫というマニュアルが決まっているわけではありません。問題が起きてからの対策だけでなく、常にあらゆる可能性を視野に入れた事前の行動が求められ、そこで得た知見を次に生かしていくことが大切だと考えています。その点で原さんは、指示されたことを正確に理解して行動するだけでなく自ら考え、最後まで責任を持って取り組んでくれるので大変心強い存在ですね。さらに経験を積んで判断力や決断力を伸ばし、当院を牽引するような感染管理のリーダーとなってくれることを期待しています。

原:後藤さんは、感染管理の専門知識の量や深さに加えて、院内の状況を隅々まで把握されていて、対策を講じるまでの判断や行動の早さなどは「すごい」の一言です。そのような先輩を模範に、少しでも早く近づけるよう日々の業務にやりがいと責任感を持って取り組んでいます。

患者様に向けて

原:現在、コロナ禍で不安な思いをされている方も多くいらっしゃると思いますが、当院では私たちだけでなく、あらゆる部署のスタッフが一丸となり、でき得る限りの対策に日夜注力しています。

後藤:私たちは患者様と直接関わる機会はほとんどありませんが、安心して当院をご利用いただけるよう、これからも感染対策を徹底してまいります。

先輩
感染管理専従看護師
後藤 佑介(ごとう・ゆうすけ)
順天堂大学大学院医療看護学研究科 感染制御看護学分野卒

後輩
感染管理専従看護師
原 稔(はら・みのる)
筑波大学医学専門学群 看護医療科学類卒